民藝品(民芸品)好きのオススメの旅 鳥取




このブログで民芸好きの旅として島根県の出雲・松江を紹介しました。

民藝(民芸)を買うならオススメの旅 島根県 出雲・松江

2018.05.05

そして山陰地方のもう一つの民芸の旅といえば鳥取です。

鳥取と言えば、人気の因習中井窯や牛ノ戸焼がありますし、鳥取民藝美術館、たくみ工芸店、たくみ割烹店と民芸好きは必ず訪れるべきスポットが沢山あります。

そこで鳥取への民芸旅行を考えている方のためにもつい先日私も初めての鳥取旅行したのでご紹介します。

首都圏で鳥取に行くのなら鉄道よりも飛行機が便利です。羽田から1時間程度鳥取空港に着きます。
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鳥取民藝美術館

鳥取駅から歩いて7〜8分程度のところにある鳥取民藝美術館は鳥取出身の医者であり民芸活動家でもあった吉田璋也氏(1898〜1972年)が長年に渡って取集した日本各地の民芸品と海外の民芸品、約6,000点が展示されている美術館です。

吉田璋也氏

東京民芸館や出雲民芸館に比べると伝統工芸よりも近代の生活に使える民芸品が展示されているため非常におもしろいです。

牛ノ戸焼き

ナイフや栓抜き、灰皿など近代の民芸も展示

吉田璋也氏は「民芸プロデューサー」を自認しており、牛ノ戸焼を自ら訪れ、新作民藝の試作に取り組むよう説得し、出来た新作は全て買取、自らが作った店「たくみ工芸店」で販売し民藝の普及に大きな業績を残しました。

また民芸の美を現代の生活に取り入れるため自らもデザインを行い、日常生活のための衣食住に渡る幅広いデザイナーとしても活躍しました。

ちなみに鳥取に行って知ったのですが、因州・中井窯の二色染め分け皿の原点、オリジナルは牛ノ戸焼にあり歴史も牛ノ戸焼の方が古いです。

牛ノ戸焼

因州・中井窯

パッと見はほとんど同じですが緑色の釉薬の部分が牛ノ戸焼の方が無骨で中井窯の方が明るくポップです。

鳥取民藝美術館
住所:鳥取県鳥取市栄町651
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日(祝祭日の場合は翌日)/年末年始
入館料:大人500円、大学生300円
アクセス:JR鳥取駅から徒歩 約7分

たくみ工芸店

先ほどご紹介した吉田璋也が今から85年以上前の1932年(昭和7年)に開店した「たくみ工芸店」は鳥取民芸美術館の横にあります。

東京の老舗民芸店「銀座たくみ」は実はこのお店の支店で本店はこちらになります。

店内に入ると、出西窯ややちむん、小鹿田焼、益子焼など全国の民芸のうつわが沢山並びます。

出西窯

沖縄の器やちむん

柳宗理デザインの食器

ですが、ここは鳥取、因州中井窯の本場。

東京では入手困難の中井窯がないかと店内を探すと・・

売ってました!

東京では見た事ない沢山の種類

沢山の種類があってどれを買おうか迷いますが、お目当の柳宗理デザインの染分け皿は売っていませんでした。

お目当の柳宗理ディレクションの因習・中井窯の皿。雑誌でしか見たことがありません。

そこで東京では見たことの無いうつわを何点か選びレジに持って行ったのですが、これら全て売り切れで入荷待ち!たくみに入荷後、連絡が来て振込→発送とのことでした。(赤い丸のシールは全て売り切れ入荷待ち)

本場、鳥取でも人気で売り切れの因習・中井窯!取り敢えず何点か予約し後日の連絡を待ちます。

もし、因習・中井窯を買いに鳥取に行こうと思っている方がいらっしゃいましたら、たくみでの購入は入荷後のため、届くのはいつになるかわかりませんので覚悟しましょう。(半年は待つ場合もあると言われました。)

たくみ工芸店
住所:鳥取県鳥取市栄町651
営業時間:10:00〜17:00
定休日:水曜日
アクセス:JR鳥取駅から徒歩 約7分
TEL:0857-26-2367

たくみ割烹店

たくみ工芸店の隣にある「たくみ割烹店」、民芸のうつわで地元鳥取産の食材をふんだんに使った料理が食べられる人気店です。

お昼は11時半開店ですが、12時前には伺うとすでに満員で何名か順番待ちで並んでいました。

メニューはこのようになっています。

20分ほど待って店内へ

趣きのある店内です。

カレーが有名と聞いていたのですが、ここは旅行者。奮発してたくみ定食(悦)を頼みました。

カレイの煮付けをメインに刺身、筍と木の芽の煮物、豆腐、スルメイカの麹漬け、お吸い物、ご飯と全て民芸のうつわに盛られてきます。

味もカレイの煮付けと筍と木の芽の煮物が特に美味しくご飯がすすみます。

また、和食とうつわの調和がとても良く、次に買ううつわの参考になります。

食後にも民芸のコーヒーカップに入れられたコーヒーが出てきます。

因習中井窯のコーヒーカップ

また、このたくみ割烹店はしゃぶしゃぶ発祥のお店とも言われており、夜のメニューにはしゃぶしゃぶを楽しむことができます。

私は夜は訪れなかったのですが、夜でしたらお酒を飲みながら、軽く煮物をつまみつつ最後にしゃぶしゃぶを食べるのも良いかと思います。

地元の人気店ですので訪れる際は予約をすればスムーズに入れるでしょう。

たくみ割烹店
住所:鳥取県鳥取市栄町652
営業時間:11:30〜14:30(ラストオーダー14:00)
17:00〜22:00(ラウトオーダー21:00)

定休日:第3月曜日(8・12月無休)
アクセス:JR鳥取駅から徒歩 約7分
TEL:0857-26-6355

まとめ

鳥取も民芸好きは一度は訪れる場所だと思います。特にたくみ割烹店はご飯も美味しい事ながら、民芸の器と食事が一体となっている正に生活の美を実際に体験できる場だと思います。

ただ、唯一残念だったのは因習・中井窯が人気でたくみでも売り切れ入荷待ちだった事です。

今回、時間がなくて因習・中井窯に伺うことができなかったのですが、NHKの民藝の番組を見る限りでは三色染め分け皿は置いてあったのでもしかしたらお目当の柳宗理ディレクションの皿があったかも知れません。

あまり頻繁に鳥取を訪れるわけではないので、もし因習・中井窯のうつわを狙っている方は予約して窯元に訪れた方が良いでしょう。

因習・中井窯
住所:鳥取県鳥取市河原町中井243-5
営業時間:9:00〜17:00
定休日:不定休
アクセス:JR鳥取駅から車で30分(レンタカーが便利です。)
TEL:0858-85-0239(要事前連絡)

                     




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