40代、心身ともに衰えを感じさせるのにも関わらず仕事の責任増大でも家庭や育児など、自分の時間を持つことも出来ずストレスはたまるばかり。
なんとか頑張りたいと思っても、なかなかやる気が起きず無理して仕事に行くと言った悪循環に陥りがちです。
事実、厚生省のデータによるとうつ病患者のピークは40代です。

また、サブカル・スーパースター鬱伝ではリリーフランキーなどの有名人も40代に心のバランスを崩し、うつ病になった事を告白しています。
かくいう私も何をするにもやる気が起きない時期がありました。

やる気が出ない当時、私が定期購読しているメルマガ「高城剛の未来研究所」にやる気についての質問と回答がありました。

世界各国を飛び回り最新の情報を伝える 高城氏のメルマガは世界の裏側を知りたい人にはオススメのメルマガです。
やる気について質問です。
最近、仕事も遊びもやる気が起きません。
やらなきゃいけなきことだけでなく、楽しいこと、大好きなことも含め何でも後回しにしてしまうため、何と今高城さんのメルマガも溜まっており、8月頃配信されたものを今読んでいます 笑 (それはそれで楽しいですが 笑)
原因ですが、昔は社畜として夜中まででも仕事をしており、全部終わらせてスッキリ帰宅できていたのですが、最近の働き方改革のせいで残業ができず、毎日何かタスクを残したまま帰る日々にならざるを得ず、消化不良からスイッチがオフにされた感覚です。
こんな日々でもやる気を出して楽しく過ごしたいのですが、どんな考え方や行動をしたらいいのか、案をいただければと思います。
もし本気で「やる気を出して楽しく過ごしたいのですが、どんな考え方や行動をしたらいいのか」とお悩みなら、お勧めは、運動をすることです。
初日は、5分で構いませんので、走ってみましょう。
次の日は7分、その次の日は10分と、少しづつ時間と距離を伸ばしていきます。
はじめの目標は、15分走って、15分で戻ってくるのを目指しましょう。
不思議かもしれませんが、これが日課として定着できた頃には「仕事も遊びもやる気が起き」はじめますよ。
私はこれを読んで、もしやる気が起こるならと思い、休みの日に5分だけ走ってみました。
なぜランニングがうつ病対策に効くのか?
アメリカのスポーツ医学誌で報告された「うつ症状を訴える人と日常実践する運動量との関係を横断的に調べた研究結果」では、ウォーキングのような中程度の運動を1週間に150分間実践した結果、うつ病改善が見られたと報告されています。
これは適度な運動によって、「BDNF(神経栄養因子)」が増え、結果として抗ストレス力を高めることが出来たためと考えられます。
また、走ることでうつ病予防の薬(抗不安剤)に使われている「ガンマアミノ酸(GABA)」の分泌も促されるため、脳内のストレス連鎖を断ち切ることが出来ます。
そのため走ることを習慣化すれば、ストレスに負けない強い心を手に入れることができるためうつ病予防に良いとされています。
5分でいいから走ってみよう

高校以来20年以上走ったことなどなかったので、はじめはちょっと憂鬱でしたが、ちょうど5分程度の曲をiphoneで設定し一曲走ったら終了ということで走ってみました。
もちろん、ランニング用の靴やズボンなどもないので、下はジャージ、上はスウェットのパーカー、靴はニューバランスで走りました。
そして実際走ってみて思ったことは、思った以上に疲れずまだ走れると言った喜びでした。
自分の小さい目標を達成した瞬間と小さくもまだ思っているほど年取ってないなと言う自信につながりました。
これならできると思い、雨の日を除き毎日走り始め、1週間後には7分、1ヶ月後には12分、2ヶ月後には20分と時間を増やして行きました。
現在では30分以上は走れるようになりました。
ランニングを毎日続けるコツは?

平均66日間続けると物事を習慣化させる事ができるとの説があります。
私は目標を「毎日走ることを習慣化すること」に設定しました。
そのため続けるためのルールを決めました。
- 無理して時間を増やさない
- 時間がない日でも5分でいいから走る
- 走っていてきつくなったら歩いても良い
- 時間は朝でも夜でもこだわらない
よく見かけるダイエットを目標としたランニングですと恐らく痩せるのを実感するのが1ヶ月以上するので断念していたでしょう。
また、いつまでに何キロ走る!と言う目標も、心に無理を生じさせるので続かなかったでしょう
さらに朝ランニングで頭もスッキリ!も朝早起きするのが苦手な私は続かなかったでしょう。
このように、毎日走ること以外の条件は甘々に設定しましたが、人間以外に頑張るもので、毎日はしることで距離も時間もどんどん伸びて行きました。
そして目標の66日(約2ヶ月)を過ぎ、目標を達成し現在も続いています。
ランニングをすることによって得たもの

前向きな気持ち
走ることで脳が刺激され、ドーパミンやセロトニンが放出され気持ちが前向きになるのは皆さんも聞いたことがあるかと思います。
私も走ってみて感じたことは、朝、やる気が起きず会社に行きたくないということはなくなったことです。
また、走る時間が延びていくことによる達成感、満足感が得られるようになりました。
ただ仕事が面白くなったかと言うとそうではなく仕事への依存と優先順位がさらに落ちて早く帰ろうと思うようになり、仕事効率が上がりました。
お腹周りと体重が痩せた
元々、ダイエットが目的ではなかったのですが、30代後半から出はじめたお腹周りが2ヶ月でベルトの穴一つ分、体重にして約2kg(厳密には1.8kg)痩せました。
今後毎日走ることでさらに痩せるのと同時に筋肉がつくことによる太りにくい体を目指します。
まとめ
40代の心の悩みについてランニングという方法を経験を交えご紹介しました。
私自身、長距離を走ることは学生の頃から大嫌いでしたが続いています。
その継続のコツは距離ではなく時間を目標に短い時間から少しずつ増やしていくことです。
そして、長い距離走れるようになると副産物として痩せていきますし、代謝も活性化され、体臭や肌の老化対策にもなります。
40代は心身ともにバランスを崩しやすい年代です。若い頃とは違い、心に馬力を感じれなくなったら3分でもいいので走りはじめてみて下さい。
それが3日、5日、一週間と続けばちょっとした心の違いを感じることができると思います。
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