先週の金曜日、大人気ブランド「Supreme」の新商品発売を待つ行列を警備していた警備員を中国人が集団暴行する事件が起こりました。
店側が整理券を配布する際に身分証明書をチェックしていたところ、中国人らとトラブルになったという事ですが、どうやら並ぶ条件としてSupreme の洋服を身につけていないと抽選の資格がもらえないというドレスコードがあり、外されたため中国人が店員に暴行を働いたというのが真相だそうです。
僕ら裏原全盛のアラフォーにとってSupremeは当時デザインもボックスロゴだけで他のブランドと比べるとカッコ良くなくてなおかつ比較的簡単に入手できたので、ちょっと格下に見ていましたが、現在では新発売のたびに前日から徹夜で並んで買うほどの大人気なことに驚きました。
しかも買うにはSupremeの商品を身につけていなくてはいけないという忠誠心も試されるという凄さ!ブランドに着させてもらっている時点でダサいと思うのですが今の若者はどうなんでしょう。
辛酸なめ子氏にも批評されているSupreme男子ですが
全身Supremeとかアラフォー世代には考えられません。
若い人からすれば、「おっさん何言ってんだよ!センスないのはそっちだよ!」と言われそうですが・・・
ただ、裏原の系譜としてAPEも死に、GoodEnoughもキレイに終わったかと思えば、いつの間にか復刻しそして昨年ひっそりと終了していたり、残っているのはAFFAとUnderCoverとネイバーフッドですが当時の勢いを感じられません・・・
そんな中20年間むしろ人気を拡大し続けるSupremeのブランド戦略は凄いです。
当時とは違って、今は中国の転売人もいてマーケットも大きい上にさらに入手困難なのがSupremeの価値をあげているのかも知れません。
あと、色んなブランドとのダブルネームによる希少価値を高めるのが上手なのもSupremeの特徴ですね。
ノースフェイスのコラボなんかは結構カッコいいのがあって欲しくなったこともありました。
まあ、若気の至りのようにいずれ卒業していくブランドなのかも知れませんね。
一番ダサいのは40過ぎて卒業できず金にものを言わせてSupremeを着ているキメキメのおっさんかも知れません。(志村けんのAPEみたいに人気が下がらないのが不思議です。)

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