最近、民藝品の人気が若い人を中心に盛り上がっています。
特に沖縄のやちむんはデザインもかわいらしいことからここ2、3年で売り切れて手に入りにくくなっています。
その他にも出西窯、小鹿田焼、湯町窯なども人気があります。
民藝品の魅力は手作りの温かみと日本特有のデザイン。そして高くないお手頃の値段!
民藝なら手軽に毎日の食事を楽しくさせることができます。
また、友人の結婚や出産、新築祝いなどにもセンスの良い贈り物として喜ばれます。
ですがセレクトショップに置いてあるものは無難なデザインばかり。
ちゃんとした民藝専門店に行くとそのデザインや取り扱いの豊富さに楽しくなってしまいます。
そこで民藝品と出会って6年以上たち、いまも民藝品を追い求めている私がおすすめする民藝品専門店をご紹介します。
BEAMS fennica

東京都渋谷区神宮前3-25-15 2F
東京都新宿区新宿3−32−6 5F
http://www.beams.co.jp/fennica/
セレクトショップを否定しておきながらBEAMS fennicaを紹介するのもアレなのですが、ここは“デザインとクラフトの橋渡し”をテーマに昔から民芸品を取り扱っています。ただ昨今の人気からか、やむちんが少なくなった(買えなくなった)気はします。
ですがそれ以外のも民芸品を取り揃えており他のセレクトショップのようなミーハー感はありません。
また、2016年に新宿のビームスがリニューアルした際は5Fにfennicaが入り、そこで中々手に入れることができない因州中井窯の三色染め分け皿が並んでいるのを見た時はBEAMSのすごさを感じました。
毎年、民藝のイベントなどを開催しているのでこまめに行けば数少ない民芸品をゲットできるかも知れません。

SML

東京都目黒区 青葉台1-15-1
中目黒にあるSML。ここはうつわ(食器)やガラス食器をメインとした民藝品が多数取り揃っております。
とくに小鹿田焼や湯町焼、出西窯が多く、行くと何か欲しいものが出てくるうれしくもあり、皿の置き場を考えて困ってしまうお店です。
ここもうつわの催事を行っているので、足繁く通うとお気に入りのうつわに出会えるかもしれません。
備後屋

東京都新宿区若松町10-6
東京で民藝を扱っている最強のお店と言えばここ備後屋以外にないでしょう。
ここはうつわだけに限らず布や箱、便箋などの紙製品からうちわ、おもちゃなどありとあらゆる日本の民藝品が揃っています。

他にも揃えている店はありますが展示されている量が違います。
地下1階から4階まで全てが民藝品です。

私自身、近くに営業先がありその帰りに気になって入ったところ量の多さに衝撃を受けました。
すぐに食器をいくつか買って会社に帰るのも難しいので急いで社に帰り、うその営業先を書いて直帰で向かったのを覚えています。
ここは各地のうつわを幅広く、また種類も皿だけでなく湯呑みや茶碗、急須や花瓶まで置いてあるので民藝好きの方なら欲しい商品が必ず見つかると思います。
また御年95歳 現役染色家 柚木沙弥郎氏のリトグラフも購入できます。

もやい工藝

神奈川県鎌倉市佐助2-2-10
さて、先に紹介した3つの店に行けば、出西焼、小鹿田焼などの有名どころは手に入るでしょう。
しかし、最初にご紹介しましたとおり、沖縄やちむんが非常に人気で手に入りにくくなっています。(デザインのいいものがない)
そうした時にここ、もやい工藝は鎌倉駅かつそこから結構歩きますがまだ残っている可能性があります。(去年の話ですので現在はわかりませんが。)
このもやい工藝は1971年に設立され鎌倉に移転して2016年30年を迎えた老舗の店です。
ここも結構かっこいいデザインの民藝品は集まっていて遠いですが行きたくなるお店です。
日本民藝館

東京都目黒区駒場4-3-33
最後に穴場として日本民藝館のお土産コーナーです。
ここは扱っている商品は非常に少ないのですが珍しい民藝品に出くわすこともありますので要チェックです。
まとめ
他にも銀座たくみやyuyujinなど東京近郊には民藝が買えるお店はまだまだありますが、実際に私自身が訪れ、良い商品と出会い購入した店を紹介しました。
私自身、手頃な値段のためについつい買ってしまったためその後一度も使っていない食器が結構あり、最近は行かないように気をつけているのですが新生活で食器を新たに取り揃えたい方や友人の結婚祝いに他の人とは違うセンスあるものを送りたい方は是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
きっとお気に入りのうつわが見つかると思います。
【民藝オススメ本】
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