また日本の音楽が楽しくなってきた




みなさん最近、音楽聴いていますか?

アラフォーともなれば仕事で忙しくてもう10年も音楽を買っていない、聞くのはいつも昔の曲ばかりっていう人、結構多いと思います。

確かに2010年以降オリコンチャートは嵐かAKBかEXILEが独占し衰退を見せています。

また、フジロックや朝霧ジャムなどのフェスにでる有名日本人バンドは90年代から2000年代初頭のバンドがほとんどメインを占めているのが現状です。

実際2000年代後半は、小粒でオリジナリティのあるバンドは出てきていないのが現状でした。

そのようななか2014年あたりから日本の音楽が90年代後半のように面白くなってきています。

そこでやっと出てきたアラフォー世代がまだまだ日本の音楽も捨てたもんじゃないと思わせるオススメバンドをご紹介します。

トリプルファイヤー

タモリ倶楽部を見ている方はボーカルの吉田くんはご存知かも知れません。

ダメなやつが社会に文句を言うのが基本の世界観なのですが、そのバックの音楽といいかっこつけずロックしています。

30年以上音楽聞いてても、似たバンドが出てこないトリプルファイヤーと言う音をちゃんと持っている個性的なバンドです。

 

そしてボーカルの吉田君の大喜利のセンスがすばらしい!

昔、深夜番組でやっていた「しりとり竜王」に出ていれば板尾創路とかなりの熱戦を繰り広げれるのではないかと思います。(しりとり竜王の復活も望みます。)

まだ小粒ですが、オリジナリティあるバンドです。

Yogee New Wave

最近、2ndアルバムが出ましたが、1stアルバムが捨て曲なしで非常に良いです。

2014年に出たのですが「夏、サイダー、山下達郎」みたいなイメージを湧かせるジャケットです。

初め彼らを聞いたとき、ちょっと80年代を感じさせるけど古くなくむしろ新しさを感じ、久々にいいバンドが出たとうれしくなったのを覚えています。

ちょうど2013年の暮れに大瀧 詠一氏が亡くなったあとにシティポップの系譜を受け継ぐバンドが出てくるのが不思議なところです。

そしてその後のシティポップブームにつながっていきます。

都会のちょっと洒落たロックが聞けます。

never young beach

このバンドを聞いたときは久々に衝撃を受けました。

21世紀のはっぴいえんどです。70年代当時の音楽を現代にアップデートしています。

70年代と言ってもおかしくない写真

とにかく、声が細野晴臣に似ています。

この曲は本当にヘビーローテーションで家でかけてました。

また、この曲は友人の結婚式の音楽を担当したとき、奥様が20代だったので若い娘うけを狙ってかけたら、若い子たちにもアラフォー世代にも反響がありました。

去年2枚目のアルバムを出したあたりが一番旬だった気もしますが(今年メジャーデビューをしました)とてもすてきなバンドです。

ちなみにボーカルの安部勇磨は俳優の高橋一生と異父兄弟です。

1st、2ndがおすすめです。

その他

Suchmos

HONDAのCMでも流れているので知っている方は結構多いと思います。

ジャミロクワイの影響を感じさせる日本版アシッドジャズバンドです。

ライブも見ましたがボーカルにもカリスマ性もあり10代、20代に大人気です。

ただバンドがこの曲を乗り越えられるかが今後の課題でしょう。

末永くロックファンに愛されるか、Dragon Ashのようになってしまうかは今後の曲のクオリティにかかっています。

Ykiki Beat

現在、活動休止中ですがUKインディーズバンドのような音と外人が歌っているのかと思わせる英語。今までになかった日本人バンドです。

ただメンバーのNobuki Akiyama(Vo, G)、Kohei Kamoto(Dr)、Yotaro Kachi(B)は別バンドDYGLで現在活動中でそっちもオススメです。

D.A.N

ミニマルな音を出すロックバンドですがクールでかっこいいです。ちょっと声がキリンジに似ています。

実は彼らと先に紹介したYogee New Waveとnever young beachは同じRoman Labelに所属しています。(この3バンドに目をつけると言う事だけでセンスが良いレーベルだと言う事がわかります。)

民謡クルーセイダーズ

このバンドは先日紹介しました。

音楽好きなら楽しめる新しい民謡

2017.12.18

民謡なんて古臭くて聞いた事ありませんでしたがラテン音楽との融合で新しい音楽に生まれ変わりました。

12月に1stアルバムが出たばかりですので是非聞いてみてください。

まとめ

私たちの世代が熱狂した90年代は渋谷系、オルタナ、メロコア、ミクスチャー、アシッドジャズ、クラブジャズ、ドラムンベース、ヒップホップ、テクノとポップス以外の音楽が一気にメジャーに出て行った時代でした。

そして私たちの世代のバンドが出始め、2005年ぐらいまでは毎年個性的なバンドが何バンドか出てきていました。

しかし、その後ほんといいバンドが出てこず、メジャーは別として日本の音楽は衰退していったのかと思っていました。

ですが、今回紹介しましたようにこの2、3年でいいバンドがどんどん出てきて90年代までとはいきませんが活気づいています。

40代になっても、新しい音楽にふれあうとやっぱり興奮し若々しくいられます。

いつまでも、人生を楽しむために皆さんも若い人の音楽とは思わず聞いてみて下さい。

                     




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です