ビットコイン先物上場後、どうなるかと思いましたが下げる気配はなさそうですね。
むしろ先物は盛り上がったみたいです。
米CBOE、ビットコイン先物の取引開始 21%上昇(ロイター)
米CBOE、ビットコイン先物順調で関連商品上場も=CEO(ロイター)
18日には米先物取引所運営大手のCMEに上場しますので更なる新規参入者が増えるとのことです。
現物は大きな上げも下げもありませんが、190万から200万付近をうろついてます。

ビットコインチャート 2017/12/07〜12/13
200万を超えて下を固めれば、再び上昇相場になりそうです。
やはりバブルの終わりを考えるのは難しいですね。
あと怖いのは明日発表のFOMCの金利発表です。
インターネットバブルが崩壊したのはFRBの利上げがきっかけ
当時、米国の経済学者はこのような現象を「ニューエコノミー」としてもてはやしたが、その後、連邦準備制度理事会の利上げを契機に株価は急速に崩壊し、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件もあって、2002年には1000台まで下落した。
引用:インターネットバブル(wikipedia)
今回、状況がビットコインと似ているといわれる2000年代初頭に起こったインターネットバブル。
当時、IT関連企業が雨後の竹の子のようにたくさん誕生しその中には、マイクロソフトのような大企業から今後の見通しだけで利益の上げていないベンチャー時代のアマゾン、末期には実体がなくパワーポイントだけの会社などインターネットに関連していれば儲かるということで大量の金が投資され多くのネット長者を生み出しました。
しかし、低金利でお金を借りていたネット企業はFRBの利上げをきっかけにお金を返せなくなり、見込みの無い企業が破綻するようになってきます。
熱狂は冷め株価は暴落、バブルは崩壊しました。
そして明日、FOMCで金利発表が行われます。
おそらく利上げが発表されると思いますが、これがきっかけでビットコインが下げるとは思っていません。
景気が冷え込めば真っ先に売られる
なぜ利上げをするのか?
それは金融の引き締めです。
現在、世界のお金は超低金利政策及び金融緩和でカネ余り状態です。
そのため、NYダウは史上最高値を連日更新し、日本も同様に25年ぶり高値を更新しています。
庶民の生活はよくなっていないのに株は上がる実感なき株高です。
そのため日本以外の先進国は過熱する景気を引き締める方向に動いています。
特にイギリスでは景気が悪いにもかかわらず、現状では金利が0に近いため、今後起こるバブル崩壊の際に金融政策を取ることができないのであえてバファを作るために11月に金利をあげたと噂されています。
それぐらい異常な状況です。
FRBも過熱する相場を抑え込みたいと来年度も継続的に利上げを考えています。しかしトランプ政権が邪魔をするとの見方もあります。
ですが、利上げを続ければいずれ景気は冷え込み、バブルが崩壊するでしょう。その際に大きく崩れるのはビットコイン相場だと思います。
その理由として、まだ規模が小さいため、簡単に投資家からの大きいお金の引き上げで簡単に崩れてしまう相場であること。
そして、一応上場しましたがまだまだ流動性が低いため値がつかないまま大きく下がる危険性があるためです。
そうなると将来価値があるものだと思っていたけど気づいたら、「インターネット上にあるただのデータだった」となりゴミ同然の価値になることもありえなくはありません。
でも崩壊した後に買えば10年後には1000倍くらいになるかも知れません。
一攫千金狙うならそこでしょうね。そうなるかはわかりませんが・・・
まとめ
来年までまだまだビットコインは上げてくるのかも知れません。
しかし、下げたら真っ逆さまのリスクも孕んでいますので慎重にあまり大きくない金額で投資されたらと思います。
私はバブルを見込んで来年あたりFXで売りをしようか考えています。
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