連日、ビットコイン関連でブログを書いていますが、私は現在のビットコイン相場はバブルだと思います。
だとしたら、このバブル相場がいつ終わるのかを考えてみます。
ビットコイン先物上場後
先物上場を控え、相場に対して様々な懸念が出ています。
ビットコイン乱高下 先物上場控え、売り注文警戒の声(日本経済新聞)
大荒れのビットコイン、先物上場を間近に控えた投資家懸念を反映か(Bloomberg)
現在の上昇理由のひとつに、先物上場後の機関投資家による価格上昇期待があります。
安いうちに仕込んでおこうと大量の買いが入っているのです。
しかし先週の上昇相場を見る限りこの大きな上昇は、既に機関投資家は10日を待たずして投資している段階に至っているのではないかと考えられます。(私の主観です。)
この場合、もう資金流入がある程度終わっていて思ったより上昇が見込めない可能性があり、機関投資家がそのように判断し売りを仕掛けると一定期間大きめの価格下落が発生します。
すると、仮想通貨が儲かると思い参入してきた新規投資家は不安から撤退し売りが売りを呼ぶ展開になり暴落する恐れがあります。
それくらい下支えは弱いのが現状ではないかと考えています。
また、日本で東京金融取引所が検討しだしたというニュースも入りました。
行動の遅い日本がビットコインの上場を検討し始めた時点でトレンド終了のフラグが立ったのかなと思います。
金融危機による暴落
中央銀行による金融緩和のため世界中にカネ余りが生じ、現在株式や不動産が高騰しています。
余ったカネは株式や不動産だけでは満足せず更なる儲かる投資商品を探しており、ビットコインが選ばれ価格が上昇しています。
これは実際の価格とは関係ない投機相場となっております。
そしてバブルの信号が点滅し始めました。
世界的株式バブルの黄信号 崩壊不況回避の鍵は財政にあり(産経ニュース)
アメリカの著名投資家ウォーレンバフェットも現在は株式を現金に換えているとのことです。
「バフェット指数は150%、ウォーレン・バフェットは株を買っていない」(楽天証券)
バフェット指数は暴落レベルを超えてきています。
VIX恐怖指数もサブプライムローン前の2007年の状態に近づいています。(楽観相場の傾向にあります。)

VIX恐怖指数チャート 月足
今、リーマンショック前の2007年あたりの状況に似ています。
映画「マネーショート」にあるような総楽観状況です。
このバブルが弾けたあと、リーマンショック同様、投資されたお金は引き上げられゴールドのように現物資産にお金は向かうはずです。
そしてビットコインもビットコインが注目をあびた2013年のキプロスショックの時のように資産の逃げ場としてあがると言う思惑があるかと思います。
しかし、現状ゴールドとビットコインの相関性はありません。むしろ逆になっています。
そのため、株式や不動産同様、金融バブル崩壊時はあがると言うよりも資産引き上げによる暴落が予想されます。
まとめ
ビットコイン相場は1BTC=218万あたりをつけたあと150万付近まで下げ、現在戻して178万円あたりです。(2017/12/11/2:00現在)

ビットコイン チャート
米シカゴ・オプション取引所(CBOE)は日本時間11日朝8時に開始されます。
現在、戻してきているのでもしかしたら、再度、上昇相場が始まるのかも知れませんが買いで入る人は注意して下さい。
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