メルカリで専業は難しい3つの理由




どうもshunsakuです。

毎月メルカリでコンスタントに3万以上売上を上げています。

メルカリで50万円以上売ってわかった売れ筋商品 ベスト3!

2017.11.02

とくに美容商品はよく売れ在庫リスクもなく、出品すれば今のところ売り切れている状況なのですが、これを副業ではなく専業としてやるのには難しいと思います。

なぜメルカリで専業は難しいのか3つの理由をご紹介します。

①1個あたりの利益が低い

メルカリで売れる美容の商品は1000円以下がほとんどだと思います。

仮に1個900円の商品が売れたとしましょう。

そうすると売上はメルカリに10%手数料を支払うので810円がメルカリから振り込まれます。

しかし、実際の利益を計算すると、

メルカリはまず送料込みが基本ですので郵便切手代、封筒代が発生します。

※切手代90円 封筒代5円と想定

810-90-5=715円

また仕入代金が150円~200円程度ですので

※仕入代金150円と想定

715-150=560円となりこれが本当の粗利となります。

粗利率は565/810=70%程度となります。

ですので毎月30000円の売り上げですと実際の利益は21000円程度になります。

3万円売り上げるのに900円の商品ですと月33個(1日1個か2個)売れれば達成できますが、30万円売り上げるには10倍の330個販売しなければいけません。

その数になると2、3種類の商品じゃ達成できません。

複数の商品を扱う必要があります。しかし仕入れた商品が全て確実に売れるか分からないため少量での取り扱いが増え多種類になります。すると売れ筋と売れない商品に別れ在庫リスクが生じます。

また切手の値段も封筒の値段も違うので揃えなければなりません。そのぶん手間が発生します。

このように売り上げを10倍にするのに作業は10倍以上になり、マイナスリスクも増えます。

②オリジナル商品でないため、販売価格はどんどん下がる

メルカリの良いところは利用ユーザー数が多いためどんな商品でも売れる事です。

その動機の一番の理由は値段です。安いから買うのです。

私が扱う美容系商品も「日本で買ったら3000円以上するものが1000円以下で買えます!」と日本の市場価格から大きく外れた金額で販売しています。

それでも「もっとお値引きできませんか」と聞かれますし、他の販売者の方には値引きをしないのを断言されている方もいます。それぐらい値引きのコメントは多いです。

ですので値段を維持していくことは非常に重要です。

しかし、オリジナル商品を扱っている訳ではないので、同様の商品を販売する方が最安値を更新するととたんに商品が売れにくくなります。

私も1000円で毎日のように売れていた商品が1ヶ月後、急に売れにくくなりました。調べて見ると900円で販売している人がいます。そして私が売れなかった日も2、3個売っています。こうなると値段を下げざるを得なくなります。しかしここで最安値をつけると値下げのスパイラルが始まりますので940円とか950円とか少し高い金額で販売します。(この時点で利益率は5%以上下がっています。)そうすると、また売れ始めますが1ヶ月後また売れなくなり、値段を見ると850円!

止まらない値下げスパイラルが始まりました。

こうなるとなるべく金額を下げずに在庫を売り切って逃げ切ることが重要です。

私は副業程度の仕入れのため逃げ切れますが、専業をしている方は大量に在庫を持っている可能性があります。そのため、損失を回避するため自分で自分の首を閉めるかのように自ら値引き合戦に参加します。

そしてユーザーは安い値段になれ、適正の価格では購入しなくなります。

このように、少ない在庫で取り扱っていれば、ある程度の利益率を確保できますが、専業の方は想定より利益率が下がることがあります。

では少ない数を入荷して回転数をあげればいいのではないかと思われたかと思います。

しかし、それは国内商品であればそうかも知れませんが中国からの輸入商品の場合、注文から平均的に3週間程度かかるため(飛行機を選ぶと送料が高くて儲からない)、うまく回転させるのが難しいのです。

③輸入商品を個人で回転させるには在庫リスクが伴う

私が輸入しているのはアリエクスプレスでの輸入です。

簡単・確実!月に3万円稼ぐメルカリ②実践編

2017.10.13

アリエクスプレスでの良いところは以前も書きましたが、簡単にしかも一個から輸入できるところです。

仮に良さそうな商品を10個購入するとします。(この方は専業です。)

①12月初旬

アリエクスプレスで商品を10個購入(この時点でメルカリではそれなりに売れてる商品)

②12月末

商品到着、メルカリで販売(売値はまだ下がっていない。)

③12月末

売れ行きが良いので再度30個発注

④1月中旬

商品到着、メルカリで販売(売値がまだ下がっていない。)

⑤1月下旬

売れ行きが良いので今度は100個発注

⑥2月中旬

商品到着、メルカリで販売(売値が下がり始めている(参入者が増えている。))

⑦2月下旬

以前より売れ行きが鈍い、売値を少し下げる。売れ行きが戻る(値引きスパイラル開始か!?)

⑧3月下旬

また売れ行きが鈍い、在庫がまだ20ある。もう少し下げる、次回購入を見送る。(値引きスパイラル進行中)

⑨4月下旬

あと5個だが売れない。もっと下げるか迷う。(儲からない不良在庫化)

となります。

3週間の入荷待ちは売れている商品の場合は機会損失になるので、専業の方は特に大量発注したくなるかと思います。
しかし、その商品が売れていると分かれば新規参入者が増えていきます。そしてスパイラルが始まり、
商品が到着したころには売れにくくなっているのです。

この⑤、⑥あたりの判断が難しいのです。仮にここがうまくいってもその後、継続的に100個売れるとは限らないのです。
そのため、商品の旬の時期をつかみそこねると在庫リスクが発生します。

まとめ

以上がメルカリでの専業が難しい理由です。

メルカリは同一商品の販売の場合、価格圧力に屈しやすく、かつ薄利多売、そして輸入にタイムラグがあるため商品の旬をつかむのが難しいです

そのような事から毎月1万〜3万定期的にリスクもなく気軽に儲けるのがメルカリでは一番適しているのかと思います。

 

                     




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