今すぐ会社をやめたいのにやめれない。
会社に文句を言いつつも会社にしがみついているアラフォーの方。
抜け出したいのに抜け出す勇気のない、むしろ考えることすら忘れている方。
あなた、社畜ですよ。
社畜マインドとは
僕の給料は会社から出ています。会社で仕事をすることはあまり自分にとって意味のあることではなく社会的意味もあまり感じません。しかし、そこから出る給料が欲しいために僕は会社を辞めずにいます。つまり「会社に生かされている。」状態です。
増えもしない25日の給料に群がり、分配を考えつつましく生きていく。視野は年収400万の視野です。そしてそれはその上を見ることも考えることもできない。なぜなら社畜は会社が与える世界の住人だからです。
社畜にならざるを得なかったアラフォー世代
私たちアラフォー世代は就職氷河期(1995〜2005年)真っ只中でなんとか就職できた世代でした。
そしてその後、少し景気が良くなり第二新卒という言葉も流行り、転職活動が活発な時期もありました。
私もその時期に転職しました。
ですがその後、今の平成世代には実際の状況がわからないであろう。とんでもない事が起こります。
リーマン・ショックです。
当時、アラサーだった私は様々な予定されていた建設プロジェクトがどんどん停止されるのを目の当たりにし、年度の売り上げが努力と関係なく目処が立たなくなりました。
また、協力会社の相次ぐ倒産。営業をしてもどの会社も必要最低限以外にはお金を使いたがらず全くダメでした。
テレビを見れば派遣切りや円高、株価下落などの暗い話題。失業率もどんどんと上がり30代の転職は今ほどよくなかった時代でしたので会社にしがみ尽くしかありませんでした。
そして仕事を取るために今じゃ考えられない金額で受注し、夜遅くまで働いても残業代は出ず、でも辞めるわけにも潰すわけにもいかず必死で働き、社畜モードまっしぐらになりました。
さらに追い打ちをかけるような事態が起こります。
東日本大震災です。
当時3月の決算前で私の会社では社員が役員に呼ばれ今期売上はなんとかなるが、今後計画停電等来期がどうなるかわからないため、ボーナス等の減額もありえる覚悟でいて欲しいと言われたのを今でも覚えています。
このような状況下では会社を辞めて外に出ようとは思える環境ではありませんでした。
そして必至になんとか喰らいついてがんばっているうちにアラフォー世代に突入していきました。
社畜アラフォー世代の選択肢
現在、日本経済は実感のない好景気ではありますが失業率2.89%(1994年以来23年ぶり)、有効求人倍率に関してはバブル期越えの1.4前後と求人・転職市場はかつてない状況ではあります。
そこで、いままで辛酸を舐めてきた我々アラフォー世代はどうすればいいか?
①いまより境遇の良い会社を探し社畜となる。(転職)
②社畜から抜けだし、起業もしくは無職(独立)
③景気が良ければ安心しなので社畜を続ける(現状維持)
このうち③は現状に満足している人が選ぶ選択肢でこのブログの趣旨にも私の意思にも反するので外します。
そして残る2つ
①は35歳以上の転職は以前は厳しかったですが現状は少しよくなっているということですので、この景気の風にのりチャレンジするのもひとつかと思います。
ただし、給料アップなどの条件は結構厳しいかも知れませんので、やりたいことでなければ、所詮、社畜であり、会社が与える世界の住人には変わりありません。
やはりアラフォー残り人生楽しむなら景気も不景気も関係ない、会社が与える世界の住人から自分で勝ち取る世界の住人になる方がわくわくする②を選択するのがベストでしょう。
そこで問題なのは少ない年収を捨てれないちっぽけなマインドです。
でもわかります。いきなり裸でジャングルには行けないですよね。
行動することで未来を少しずつずらす
中途半端に小利口な人はグダグダ考え、結局何もしない。
堀江貴文氏が言っていた心に残った言葉です。
まさしく中途半端に小利口な私は愚痴を並べ、自己啓発の本や日本の将来の本を読んでは自分の正しさを確認し満足して結局何もせずこの歳になってしまったのです。
行動が人を変えます。人生を変えます。(らしいです。)
「社畜から抜け出す=今までの人生から外れる」にはいままで続いていてきた道から少しずつずれて行く必要があります。
「もう若くないし」と思ったあなた!
私もそう思いました。でも時間がたつともっと若くなくなり結局、つまらない毎日が続いてしまいます。
いまこそ人生の道をずらす時です。
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