人生100年!ライフシフトについて




先日9月11日に安倍政権の看板政策「人づくり革命」の具体策を検討する「人生100年時代構想会議」がスタートしました。http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/

長寿大国である日本は、今後さらに寿命が延び2007年に生まれた子供の半分は107歳以上生きるとまで予想されています。

世界的ベストセラー「ライフシフト」ではこれから迎えるその100年時代への人生戦略について書かれています。

ライフシフト 100年時代の人生戦略

そこでかっこいい大人になるために未来に向けての人生設計をこの本の内容を紹介し、考えて生きたいと思います。

ライフシフトとは

現在を含め、今までの人生設計(システム)は学生時代、仕事時代、引退時代の3ステージで考えられていた。ちょうど現在の団塊世代はこのシステムのど真ん中世代でこのシステムに乗っかって難なく過ごすことができました。

図:人生3ステージモデル

しかし、団塊ジュニア世代以降は70歳で引退したとしてその後の人生を年金だけでは生きていけないため、一生働かなければなりません。(実質、団塊世代でも一生働かないといけない人はいます。)

この本でも団塊ジュニア世代を対象としたキャラクターはこのような未来が待ち受けています。

2020年頃、50代 変化の早いテクノロジーの世界で自分のスキルが時代遅れになりつつあることに気づく(IT系で働いている。)そのせいで、職場で脇役に追いやられることが増えてきた。

2030年頃、60代 貯蓄は不十分だし、将来のことが心配になる。学習と教育に本格的な投資をしてこなかったため、スキルが衰える。その結果、スキルのレベルが低い人向けの低賃金の職につかざるを得なくなる。

2040年頃、70代 十分な給料を受け取れる職につくことが難しくなり、フルタイムの社員として働けなくなる。収入は少なく、思っていたよりもずっとひもじい生活をする羽目になる。

最悪です!

でも、実際何もしなければこうなる未来はみなさんもひしひしと感じていると思います。

ではそうならないようにするにはどうすればいいか。

そうです。ライフシフトです!

それは、現在の「学び」「仕事」「老後」といった型にはまった生き方をするのではなくだけでなく、旅をしたり、交流による社会的見聞を広めるステージや自分で仕事を作り出すステージ、社会活動に参加するステージなど、個人の考え方やスタイルなどで様々なステージを選択し、時には行き来したりする新しい生き方の事です。

そしてその生き方を実践するために出てくるキーワードが「無形の資産」と言うものです。

無形の資産とは

資産にはお金や不動産とは別の無形の資産があります。ライフシフトでは無形の資産を3つの資産に定義しています。

①生産性資産:評判、知識、職業上の人脈

②活力資産:友人関係、健康、人生のバランス

③変身資産:人生の途中で、新ステージへの移行を成功させる意思と能力

①②はなんとなく解るけど、③の変身資産はよく解りません。そこでこの本は変身試算をABCの③つの要素に分解し説明しています。

A「自分のことをよく理解すること」

自分を理解するためには自分だけでなく他の人たちに意見を求め、寄せられた意見について内省する。それにより、自己認識と世界の見方を変更させ、様々な要求や不確実性に対処する能力が高まる。

B「多様性のある人脈・ネットワークを持つこと」

同質の人脈・ネットワークだけでなく、多様性に富んだネットワーク(新しいステージでのネットワーク)を持つことが重要。

C「新しいコトや経験に対して開かれた姿勢を持つこと」

受身ではなく能動的に行動し経験する。新しいステージに対する実験や試行錯誤を行う。さらに変身することによる生き方を受け入れるなど開かれた姿勢を持つ

なるほど!

なんとなくわかったよ!でも実際この現状でそれを行うのは難しいよね。

そう思った方、結構いると思います。それついこないだまでの僕と同じです。

思考停止です。

ここで止まっていたら先ほどの最悪の人生が待っているかも知れません。

人生好きな事をやろう!

逆にポジティブに考えましょう。

どうせ何もしないと最悪の人生が待っているのなら、いい自分、ダメな自分を理解し受け入れ、得意なところ好きな事にチャレンジするステージに移行しよう!

意識を開きポジティブに受け入れてチャレンジしよう!

何も変わらない毎日が一番つまらない人生だと言うことは10年以上このステージで働いて知っていますから。

 



                     




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